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●真の自由にのめり込む(2009年10月時点の記事)

真の自由にのめり込む

劇作家・演出家
水谷龍二さん(みずたに・りゅうじ)
 1952年、北海道出身。「星屑の町」のほか、芝居では「居残り佐平次」、風間杜夫一人芝居5部作、「悪戦」などの代表作がある。

出世作であり代表作でもある「星屑の町」シリーズは、売れないムード歌謡グループ「山田修とハローナイツ」が旅先で起こす泣き笑いの数々を描くものだ。出演者はラサール石井、渡辺哲、でんでん……「ダメなヤツばっかり」が登場して失敗を繰り返す物語は、「だからこそ人間らしくいとおしい」。人呼んで「酒と歌の喜劇作家」である。

 自動車会社に就職するため、苫小牧から上京した時は「脚本家になるとは思いもしなかった」という。「絵描きでもカメラマンでも、自由にモノを作る仕事にあこがれた」だけだった。

 半年で会社を辞め、バイトをしながら「何ができるか」を模索した。たどり着いたのは「放送作家」。「コント55号の何でそうなるの!?」でデビューして、様々なバラエティー番組に携わった。芝居に出合ったのは、30歳を過ぎたあたり、だ。

 「旧知の佐藤B作に頼まれて台本を書いたのがきっかけ。やってみて思ったんだよ、芝居は何て自由なんだ、ってね」
 実は、放送作家は「辛抱が大事」な商売だ。プロデューサーや出演者、スポンサー……。テレビ番組には大勢の人がかかわっていて、いろんな事を言ってくる。たまりかね、「けんかして仕事をおろされた」こともあった。見かねた先輩が酒を飲みながら諭してくれたのが、「辛抱――」という言葉だ。  「だからだろうね、芝居にのめり込んだのは」

評価まで10年
今振り返ると、そう思う。とはいえ、作品が評価されるまで10年以上かかった。正直言うと「テレビだけの方が実入りは良かった」が、「食うため芝居をしていたわけじゃない」。

 転機になった「星屑の町」も初演は東京・下北沢のスズナリ、客席数200人弱の劇場で、だった。1年半後の再演が評判を取り、シリーズ化され、ドラマになった。昨年の最新作は、客席数2000超の新宿コマ劇場で。歩調を合わせるように、自分自身も人気脚本家になっていた。

 今、興味があるのは「男と女、夫婦の関係」。8月5~11日に赤坂REDTHEATERで上演される「六月燈の三姉妹」は、鹿児島を舞台にした家族の物語だ。「どう方言を使うか、工夫するのも楽しい」。今年の舞台は4本。「芝居は好きなことをする」。心構えは昔通りだ。

 製紙会社の企業城下町に住んでいたころ。年に一度、会社が開く慰安会が楽しみだった。サラリーマンの父親は森繁久弥の映画「社長シリーズ」が好きだった。セピア色の日常、笑いの空間には「自由」があった。「少し湿っぽい」自分の笑いのルーツが、そこから見える。56年の人生に染みこんだ「酒と歌」が聞こえてくる。(田中聡)(2009年7月13日 読売新聞)
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■放送作家は天命かも知れない
「自動車会社に就職するため、苫小牧から上京した時は「脚本家になるとは思いもしなかった」という。「絵描きでもカメラマンでも、自由にモノを作る仕事にあこがれた」だけだった。

 半年で会社を辞め、バイトをしながら「何ができるか」を模索した。たどり着いたのは「放送作家」。「コント55号の何でそうなるの!?」でデビューして、様々なバラエティー番組に携わった。芝居に出合ったのは、30歳を過ぎたあたり、だ。」

★運命式に従った人生?
ある意味で天才というのは、おのずと自分の生き方を分かっている人かも知れない。そういうことからすると、この水谷龍二さんは天才に分類されるのかも知れないと思う。なぜかというと、人生の転機を知っているかのような生き方をしているからだ。それが自然に出来ることも天才の条件なのかも知れない。

★水谷龍二さんの運命式をみてみよう!
タイプ22-29:霊的な直感や霊的な影響力を受けて、知識や情報を元に知的に比較配慮するタイプ

<水谷龍二さん(57)の運命式>
13 11 27
 6 29 23
22 18 25

<水谷龍二さん(57)の流運>
1720 1612 1711 1612
1520 1610 1511 1610

何か自由なことをやりたくて、何ができるかを求めて入った道が放送作家というのは、就職した自動車会社を半年で辞めて自分の道を模索し始めたというのも、何か別の力の糸が働いたかのようです。そういうことというのは、人生の中であるものです。彼の場合心霊数22という不思議な力が働く要素を持っているといえます。
それに本性29は知的な力、旺盛な知識欲というのがありますから、仕事数27はそれを形にしようとします。 また、30歳ころまで流運の仕事数が12となり、いろいろなアイデアが出てきます。30歳以降の流運の仕事数は11となり、自分が何かの目的を求めるようになります。

そして45歳以降から再び流運はアイデア創造型の仕事数が戻ってきます。 水谷龍二さん、感性を知的に整理してそれを形にして仕事してしまう達人。人気数13で人にはリーダー的な格好を付けるが、本性29で結構気配りの人といえる。

●・・・ひとこと・・・
良い意味で自分の運命式に素直な人である。そこが運勢を呼び込むポイントになっている。霊的な感性と情報を知的に使うこと。やっぱりそういうところは天才的といえるのだろう!


名前の分析と解説

年収2億の
株トレーダー
村田美夏さん
東大の経済学部をトップで卒業し、その後銀行へ就職、やがてNO.1キャバクラ嬢となり、現在は年収2億円を稼ぐ株トレーダーという非常に面白い経歴の持ち主です。
将棋界の天才
羽生善治さん
9か月のホームレス体験をもとに、本名で「ホームレス作家」を刊行。ドキュメント番組などにも出演。東京都在住。
作家・松井計さん 9か月のホームレス体験をもとに、本名で「ホームレス作家」を刊行。ドキュメント番組などにも出演。東京都在住。
劇作家・演出家
水谷龍二さん
1952年、北海道出身。「星屑の町」のほか、芝居では「居残り佐平次」、風間杜夫一人芝居5部作、「悪戦」などの代表作がある。
テレビ
プロデューサー
中山和記さん
「天皇の料理番」「さよなら李香蘭」「ヴァンサンカン・結婚」「29歳のクリスマス」「黒革の手帖」――。30年余にわたってドラマ制作の第一線に立ち続ける敏腕プロデューサーは、常に時代の空気を読み解く作品を仕掛けてきた。
医師・鎌田 實さん 諏訪中央病院名誉院長 「あきらめない」「それでもやっぱりがんばらない」などの著書で知られ、諏訪中央病院の名誉院長を務める鎌田實さん。
歴史上の人物
後藤新平
台湾総督府民政長官。満鉄初代総裁。逓信大臣、内務大臣、外務大臣。東京市第7代市長、ボーイスカウト日本連盟初代総長。東京放送局(のちの日本放送協会)初代総裁。拓殖大学第3代学長を歴任した。
天皇陛下の執刀医
天野篤
心臓を動かした状態で行うオフポンプ手術の第一人者。執刀手術数は6500例以上で成功率は98%。一昨年、天皇陛下の心臓手術の執刀医を務めたことで、3浪で私大医学部卒など、実力と学歴のギャップがクローズアップされた。
ブータンの
西岡京治
西岡氏は、日本がブータンと外交関係を樹立する前の64年、JICAの前身組織から派遣された。
農業が技術的に遅れていた当時のブータンでコメの品種改良や野菜栽培の普及、農業機械化などで献身的な活動を続け、食料自給率と生産性を向上させた。
骨董商
中島誠之助
人気テレビ番組「開運!なんでも鑑定団」でおなじみの中島さんは、港区南青山に構えた名店「からくさ」で古伊万里染付(そめつけ)を扱い、広く価値を知らしめた人だ。