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◇淺井・朝倉軍団

◇淺井・朝倉軍団

■淺井長政
タイプ28-32:戦略的思考を中心として、柔軟に対応するタイプ

<淺井 長政の運命式>
24 15 23
20 32 12
28 17 21

■朝倉義景
タイプ37-47:自分に対する結果や形、スタイルを中心として、自分の価値観、考え方にこだわるタイプ

<朝倉義景の運命式>
34 32 35
24 47 33
37 25 35

この運命式を見てすぐにわかることは本性47を中心として表が人気数34、仕事数35と裏が心霊数37、愛情数35で外面と内面がはっきりと違っていることです。
そして家庭性格25は信念、頑固、意固地を表します。
心霊数37と本性47はあまりに自分の価値観にこだわりすぎるというか融通は利かない頑固者です。

浅井長政の失敗は信長を裏切って朝倉と手を結んだことです。
淺井長政ほどの武将であれば朝倉が凡将なのは見抜いていたと思います。
ですから信長と手を結んで戦国を積極的に生きようとしたと思いますが、城内をまとめられず長政個人の考えよりも長政の父親など、多勢に押し切られての裏切りと思います。

■淺井 久政
タイプ23-27:リーダー的自分であることが、自分の考え方、価値観、信念になる自分中心タイプ

<父親・淺井 久政の運命式>
24 15 18
20 27  7
23 12 16

父親・久政の運命式は長政と違って、心霊数23と本性27で保守的で自分中心の守り型です。
戦略型で積極的な長政に比べ、保守的ですが、自分中心であることにこだわる人です。
これでは時代の波に乗り遅れることになるはずです。

長政個人は心霊数28と本性32の影響で、戦略的で深慮遠謀を働かせ、状況によって柔軟に対応でき、仕事数23で主体的リーダー的な仕事の姿勢を持ちます。

仕事数23のリーダー的行動力は、対外的には実力を発揮します。
それを可能にするのが、心霊数28の戦略性と本性の柔軟性です。
ところが、家の中ではこの心霊数28は優しさや思いやりになって、しかも本性32の柔軟性は、大勢に影響されやすいということになります。

父親の久政は、発言権を持ったままの隠居状況ですから、心霊数23と本性27の自分中心の頑固さは、長政を押し切るだけの強さを持っています。
長政は外に対しては有能であっても、中においてはまとめるだけの強さを持っていませんでした。
久政が力を持っていたということが問題点だったのです。
それで、信長を裏切るような結果になってしまいました。

この裏切りに信長の運命式は怒り心頭に達します。
その現れが戦いに勝利した後に長政のシャレコウベで杯を作らせたことです。
信長の特殊な運命式の魔力、執念の恐ろしさを感じさせます。
最も愛した者に対する裏切りはものすごいエネルギーとなって陰に陽にぶつけられるのです。


■戦国武将の名前分析・天下統一に関わる武将達の名前分析をしてみた。

歴史上の人物から学ぶことはたくさんある

歴史上の人物の名前を解析して、「なぜそうなった」かを知ることこそ、成功や失敗の教訓を得る最も近道といえます。
功成り名を遂げた人物の功罪は、歴史の評価かもしれませんが、僕らは、そこから生身の人間の息づかいを感じ取りたいのです。

政治、社会、経済の環境の中で、何をどのように理解し判断してきたのか?名前のもつ運命式の解析は、多くの物語を提供してくれます。


■戦国武将の名前分析・天下統一に関わる武将達の名前分析をしてみた。

◇織田信長 ■天下への系譜・織田信長
◇木下藤吉郎 ■木下藤吉郎は信長の運命式を変えた
◇今川義元 次の将軍に最も近かった大名
◇斎藤道三 マムシという異名を持った大名
◇淺井・朝倉軍団 近江の名族はこうして滅んだ
◇足利義昭 将軍を返上するための名ばかりの将軍だった
◇明智光秀 信長を許せなかった明智光秀
◇武田信玄
武田晴信時代
父とは異なる方向性を実行
◇武田信玄時代 天倫に背いた結果が自身に及んでしまった
◇前田犬千代から
前田利家へ
犬千代で試練に遭遇し、利家で花を咲かせた
◇織田信長と
前田利家
愛する女性が二人の運命を変えた
◇島勝猛と
石田三成
天下を演出した男たち
◇木下藤吉郎と
秀吉時代
出世魚のように名前を変えることで、天下が舞い込んだ
◇豊臣秀吉 朝廷から豊臣姓を賜って天下が一代に
◇長尾景虎から
上杉謙信へ
宗教家から極度な緊張を伴う知的な戦術家へ
◇伊達輝宗から
伊達政宗へ
親子で創り出した奥州の英雄
◇戦国の英雄
伊達政宗
伊達家中興の祖でありながら、戦国から太平の世への橋渡しをした男
◇徳川家康 長尾景虎に近い運命をもって天下を望む