◇前田犬千代から前田利家へ
■前田犬千代
タイプ21-26:情熱的に目的集中しつつ、策戦的思考ができるタイプで人気運の力が運命を大きな力をあたえる
<前田犬千代の運命式>
22 14 21
17 26 12
21 12 17
■前田利家
タイプ26-31:パートナー型で目的指向を中心として、戦略的思考するタイプで狂喜の愛情運が運命式に大きな力を持つ
<前田利家の運命式>
24 14 21
19 31 12
26 17 22
前田利家といえば加賀百万国の創業者として、また信長、秀吉、家康と仕えて戦国をかけぬけ、常に大きな力を発揮してきたことはあまりにも有名です。
その前田利家は犬千代と呼ばれた少年時代から人気運22の影響を受けていました。
犬千代時代は木下藤吉郎ととても仲が良かったと言われています。
二人とも信長の寵愛を受けていたのですが、小姓仲間のいざこざから同じ小姓の一人を決闘で切り殺してしまいました。
これも仕事数21のあまりに情熱的で一途な仕事の姿勢の結果です。
信長お気に入りの小姓を決闘とはいえ殺してしまったわけですからただではすみません。
城を抜け出して逃げていたのですが、許されて信長のもとに再び戻ることができました。
それも藤吉郎の働きによって桶狭間の戦いに犬千代を導き、犬千代は大変な戦働きをしました。
これも戦略的な心霊数26と情熱的な仕事数21の力、何よりも信長の元に帰りたいという本性31の目的思考がそこにあったからです。
そこで信長の機嫌も直り帰参することができるようになったのです。
犬千代も藤吉郎もよく似た特殊な人気運22を持っていて互いに助け合ったのではないかと思われます。
利家に名前が変わると信長のような運命式なってきます。
これはまた信長と同じかと思えばちょっと違います。
それは利家が妻のお松殿を限りなく愛していたからです。
信長のように愛の反動力が働いたのではなく、利家はお松殿をこよなく愛し、お松殿も利家を夫としてたのみにしていました。
この賢い妻を持ったおかげで利家の特殊な運命式の魔力は反動的に現れず、正当な力として各運勢に作用するようになったのです。
加賀百万国はこのような利家の持つ大きな運勢の力で誕生するようになったのです。
名前の分析と解説
◇織田信長 | ■天下への系譜・織田信長 |
---|---|
◇木下藤吉郎 | ■木下藤吉郎は信長の運命式を変えた |
◇今川義元 | 次の将軍に最も近かった大名 |
◇斎藤道三 | マムシという異名を持った大名 |
◇淺井・朝倉軍団 | 近江の名族はこうして滅んだ |
◇足利義昭 | 将軍を返上するための名ばかりの将軍だった |
◇明智光秀 | 信長を許せなかった明智光秀 |
◇武田信玄 武田晴信時代 |
父とは異なる方向性を実行 |
◇武田信玄時代 | 天倫に背いた結果が自身に及んでしまった |
◇前田犬千代から 前田利家へ |
犬千代で試練に遭遇し、利家で花を咲かせた |
◇織田信長と 前田利家 |
愛する女性が二人の運命を変えた |
◇島勝猛と 石田三成 |
天下を演出した男たち |
◇木下藤吉郎と 秀吉時代 |
出世魚のように名前を変えることで、天下が舞い込んだ |
◇豊臣秀吉 | 朝廷から豊臣姓を賜って天下が一代に |
◇長尾景虎から 上杉謙信へ |
宗教家から極度な緊張を伴う知的な戦術家へ |
◇伊達輝宗から 伊達政宗へ |
親子で創り出した奥州の英雄 |
◇戦国の英雄 伊達政宗 |
伊達家中興の祖でありながら、戦国から太平の世への橋渡しをした男 |
◇徳川家康 | 長尾景虎に近い運命をもって天下を望む |